ブログ

★NEW★夜間頻尿・夜間多尿といびきの原因は同じ?― 睡眠時無呼吸症候群の症状と改善方法

local_offer- 職員ブログ

睡眠時無呼吸症候群こんにちは!とりで腎・泌尿器科クリニックのスタッフです。

 

今回は当院でも受診のきっかけとして多い『夜間頻尿』について取り上げます。

夜中に何度もトイレに起きる「夜間頻尿」や「夜間多尿」。
「加齢のせい」「膀胱や前立腺の衰え」と思われがちですが、実は 睡眠時無呼吸症候群(SAS) という睡眠障害が関係している場合もあります。

 

夜間頻尿の場合、当院では、まず 尿検査・超音波(エコー)検査・残尿測定 などで膀胱や前立腺の状態を確認します。
異常が見つからないケースでは、睡眠時無呼吸症候群が背景にある可能性があり、必要に応じて睡眠検査をご案内しています。

 

■睡眠時無呼吸症候群とは睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が何度も止まり、体が酸素不足になる病気です。

主な症状:大きないびき、日中の眠気、熟睡感がない
リスク要因:肥満、首回りが太い、顎が小さい、鼻づまり
放置すると:高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などのリスク増加
男女問わず、年齢に関係なく発症することがあり、特に生活習慣や体型が影響します。

 

■SASが夜間頻尿・夜間多尿を引き起こす理由

通常、夜は 抗利尿ホルモン(バソプレシン) の分泌が増え、尿量が減ります。

しかし、SASになると睡眠中に低酸素状態が繰り返され、交感神経が過剰に働くため、このホルモンの分泌が減少。

その結果、夜間でも多くの尿が作られ、夜間頻尿・夜間多尿 が起こります。

さらに睡眠が浅くなることで膀胱が敏感になり、尿が少なくても尿意を感じやすくなるのです。

 

SASが引き起こすその他の症状

高血圧や心疾患のリスク上昇

集中力や記憶力の低下

ホルモンバランスの乱れ

男性機能の低下(ED)

 

例えばこんな例も・・

50代男性のケース

2年前から夜間に3回以上トイレに起きるようになり、泌尿器科を受診。膀胱や前立腺に異常はなく、睡眠検査で中等度のSASと診断。

CPAP療法を開始した結果、夜間排尿は1回に減り、日中の眠気も改善!

 

よくある質問(FAQ)

Q1.夜間頻尿は何科で診てもらえばいい?.

A.まずは泌尿器科がおすすめです。膀胱や前立腺の病気がないか確認し、必要に応じて睡眠検査を案内されます。

 

Q2.SAS治療で夜間頻尿は改善しますか?

A.原因がSASであれば、多くの方で改善が見られます。

 

Q3.若い人や女性もSASになりますか?

A.はい。体型や鼻疾患、顎の形などによって年齢や性別に関係なく発症します。

 

 

夜間頻尿や夜間多尿は泌尿器科で最も多い相談のひとつです。

膀胱や前立腺の病気を見極めることが第一歩ですが、泌尿器科で異常がなかった方の中には、睡眠時無呼吸症候群が隠れているケースがあります。

「夜中に2回以上トイレに起きる」「いびきが大きい」「朝スッキリしない」場合は、ぜひ泌尿器科にご相談ください。

泌尿器科と睡眠サポートの連携で、根本原因を見つけ、生活の質を大きく改善できる可能性があります。

 

次回は 睡眠時無呼吸症候群の検査 についてご紹介します。

「自宅で簡単にできるのか?」「検査費用はどれくらいか?」など、実際に気になるポイントをまとめます。

どうぞお楽しみに!

TOPへ